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リリース当時から気になっていたものの、聞かず聞かずで10年が経ちました。(笑)
「アバンギャルド」というキーワードでこのアルバムを紹介していたのを覚えてたのですが、聞いてみるとアバンギャルドなのは楽曲ではなくミックスやった。
内容はツボをおさえたシンプルなロックン・ロール! "Mas Y Mas"のドライブ感、"Life Is Good"のほのぼの感、"Little Japan"のカーティス・メイフィールド風味な不思議感が素敵。
アルバムとして完成度の高い作品やと思う。
プレフューズ73のスコット・ヘレンによるアコースティック・ユニット。エレクトロニカ&ヒップ・ホップのプレフューズ73とは正反対の音色ですが、やはり基本的なヴァイブは通じるものがあります。ボサノバ、フォークともワールドミュージックともカテゴライズできない独特なアコースティックサウンド。女性コーラスを前面にフューチャーしているのだけれども、その歌声がロジャー・ニコルズのアルバムを思い起こさせるほど清々しい。坂本龍一やアート・リンゼイ、ロジャー・ニコルズ好きには是非聴いてもらいたい1枚。久々に飽きのこない長く聴けるアルバム。
ニュー・ウェイブともヒップ・ホップとも言えないへんてこな人たち。実はよく知りません(笑)。なんか4人姉妹を中心に結成され、バンド名は彼女らの誕生石の頭文字をとってつけられたとか・・・。
いわゆるサンプリングネタとして再評価された人たちなんすかね?音はP.I.L.、スリッツ、プラスティックスのようであり、もうちょっとファンキー(?)・・・結局チープな感じが憎めないという言葉がぴったりのアルバムです。その手の人たちからはオールド・スクールともカテゴライズされるようですが、決して踊れません。
オリジナルは激レアらしいよ。
デトロイトの音の暴力団(笑)。デビューがライブ盤というのがカッコイイねー。ガレージとかパンクのオリジナルとかそんなんどうでもよくて、ただ荒々しく最高のドライブ感を持ったイカしたロックンロール。それでいいじゃん!
大好きなバンドの1st。ホントにクール ! 知性派パンク。
フランスの詩人ベルレーヌを英語読みにした芸名を持つトム・ヴァーレインによる文学的な歌詞と、2本のギターが数学的に絡み合うサウンドは緊張感があり・・・ここまではよくある解説。オレ的には、スライダースを思い出すんだなー。ギター2本の関係。音はぜんぜん違うけどね。クールなギターサウンドが最高。歌声はあまり好きじゃないけど、ワン・アンド・オンリーなバンド。影響受けました。
名盤の誉れ高い「ディキシー・チキン」もいいですが、このアルバムは以前にも増してニュー・オリンズ・サウンドを消化した、最も脂の乗った時期のバンドの姿があらわれてます。「リトル・フィート=ローウェル・ジョージ」のイメージが強かった前作と違い、これはまさにバンドサウンド!よりタフ、よりタイト、よりファンキーに進化してます。
A面は特に鳥肌が立つほどスゴイ!ポール・バレールの"Skin It Back" フィートらしい"Down The Road"、ヴァン・ダイク・パークスによるプロデュースの"Spanish Moon"など、もうかっこよすぎ。2nd収録の"Cold, Cold, Cold"の再演もタフすぎて涙が出ます。
オイラが愛してやまないローウェル・ジョージの、より間を生かしたスライド・ギターも相変わらず素晴らしい。